ライティングでは、英文を書き終えたあとに見直すことも大切です。
内容がよくても、主語と動詞が合っていなかったり、単語のスペルを間違えたりすると、伝わりにくくなることがあります。
見直しでは、最初から完璧な英文を目指すのではなく、確認する順番を決めて、見落としを減らしましょう。
1. まず問題に答えているか確認する
最初に確認するのは、文法ではなく内容です。
- 自分の意見がはっきり書かれているか
- 問題で聞かれたことに答えているか
- 理由が二つある場合、それぞれが意見を支えているか
- 理由に説明や具体例がついているか
たとえば「どちらが好きですか」と聞かれているのに、二つの選択肢の説明だけを書いて、自分の好みを示していないと、質問に十分答えられていません。
意見を示す文があるか、まず確認しましょう。
2. 主語と動詞の組み合わせを確認する
次に、主語と動詞が合っているかを見ます。
- I / you / we / they のとき:動詞の基本形
They like sports. - he / she / it のとき:現在形の動詞に -s が付くことが多い
She likes sports.
特に、主語が三人称単数のときに動詞の -s を忘れないよう注意します。
誤り: My brother play soccer.
修正: My brother plays soccer.
3. 単数・複数と冠詞を確認する
名詞が一つなのか、複数なのかを確認しましょう。数えられる名詞が一つの場合、通常は a または an が必要です。
誤り: I have dog.
修正: I have a dog.
複数を表すときは、名詞に -s が必要かも確認します。
誤り: Many student use computers.
修正: Many students use computers.
ただし、water や information のように、ふつう数えられない名詞もあります。迷った場合は、確実に使える別の表現に言い換えるのもよい方法です。
4. 時制と文の形を確認する
文章全体で、いつのことを述べているかが一貫しているかを確認します。習慣や一般的な事実なら現在形、過去の出来事なら過去形を使います。
誤り: Yesterday, I go to the library.
修正: Yesterday, I went to the library.
また、英語の文に主語と動詞がそろっているか確認しましょう。
不完全: Because it is useful.
文にする: I use the computer because it is useful.
5. スペル・句読点・語数を確認する
最後に、次の点を見直します。
- よく使う単語のスペル
- 文の最初の大文字
- 文末のピリオド
- コンマの位置
- 指定された語数の範囲
特に、何度も使った単語は見慣れてしまい、スペルミスに気づきにくくなることがあります。
全文を一度に読むだけでなく、最後に名詞や動詞を一つずつ目で追うように読むと、見落としを減らせます。
6. 見直しの時間が短いとき
時間が少ないときは、すべてを細かく確認しようとせず、次の順でチェックします。
- 質問に答えているか
- 語数が範囲内か
- 主語と動詞が合っているか
- 単数・複数や過去形に誤りがないか
- スペルと文末の記号
難しい表現を新たに加えるより、書いた英文の基本的なミスを直すことを優先しましょう。自分が確実に使える表現を正しく書くことが、安定した答案につながります。
今日の練習
次の英文の間違いを直してみましょう。
- My sister like reading books.
- I have dog, and it is very friendly.
- Yesterday, we visit a museum.
- Because exercise is good for health.
解答例
- My sister likes reading books.
- I have a dog, and it is very friendly.
- Yesterday, we visited a museum.
- I exercise because it is good for my health.
見直しは、書いた文章を「内容」「文法」「表記」の順に確認すると効率的です。短い時間でも確認する順番を決めておけば、よくあるミスを着実に減らせます。
次回は、これまで学んだ構成や見直し方を使って、時間を計りながらライティング問題に取り組みます。
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