「高校英文法をやり直したいけれど、何から始めればいい?」
「参考書を最初から全部やり直した方がいい?」
「大学受験に向けて英文法を復習したいけれど、時間がない」
高校英文法に苦手意識があると、どこから勉強すればいいのか迷ってしまいますよね。
時制、助動詞、不定詞、動名詞、分詞、関係詞、仮定法など、高校で学ぶ英文法はたくさんあります。
だからといって、必ず参考書の1ページ目からすべてやり直す必要はありません。
高校英文法は、まず自分がどこまで理解できているかを確認し、必要なら中学英文法まで戻ったうえで、基礎となる文法から順番に復習するのがおすすめです。
この記事では、高校英文法が苦手な高校生に向けて、何から勉強すればいいのか、復習する順番と勉強方法を紹介します。
高校英文法は何から勉強すればいい?
高校英文法を勉強し直すとき、最初にやってほしいのは参考書を読むことではありません。
まず、
「自分はどの文法が分からないのか」
を確認しましょう。
たとえば、
- 時制は分かる
- 助動詞もだいたい分かる
- 不定詞と動名詞の違いがあいまい
- 分詞になると分からない
- 関係詞が苦手
- 仮定法はほとんど理解できていない
という状態なら、すべてを最初から勉強する必要はありません。
反対に、
「高校英文法が全部分からない」
と感じていても、簡単な問題を解いてみると、理解できている単元が見つかることもあります。
最初に現在地を確認してから、復習する範囲を決める。
これが高校英文法を効率よく学び直すポイントです。
高校英文法が苦手なら中学英文法を最初に確認しよう
高校英文法は、中学校で学んだ英語の続きです。
そのため、高校英文法につまずいている原因が、中学英文法にあることも珍しくありません。
特に確認しておきたいのが、
- be動詞と一般動詞
- 文型の基本
- 時制
- 助動詞
- 不定詞
- 動名詞
- 比較
- 受け身
- 現在完了
- 関係代名詞
などです。
たとえば、高校で現在完了進行形を学ぶときに、現在完了そのものが分かっていなければ理解するのは難しくなります。
高校の関係詞を学ぶときも、中学校で習った関係代名詞の理解があいまいだと混乱しやすくなります。
高校生だからといって、高校の範囲だけを勉強する必要はありません。
高校英文法が分からないときほど、必要なところまで戻ることが近道になる場合があります。
高校英文法を復習するおすすめの順番

高校英文法は学校や教材によって学ぶ順番が異なります。
そのため、必ずこの順番でなければならないわけではありません。
ただ、英文法が苦手で「何から始めればいいか分からない」という場合は、次のような流れで整理するとよいでしょう。
1.英文の基本構造・文型
まず確認したいのが、英文の基本的な構造です。
英文を見たときに、
「主語はどれ?」
「動詞はどれ?」
「目的語はどれ?」
と判断できるでしょうか。
高校英語では一文が長くなります。
そのため、英文の基本構造を理解できていないと、文法問題だけでなく長文読解でも苦労します。
難しい文法へ進む前に、まず英文がどのように作られているのかを確認しましょう。
2.時制
次に確認したいのが時制です。
現在・過去・未来だけでなく、
- 進行形
- 完了形
- 完了進行形
なども学びます。
時制は英文を読むときにも、自分で英文を書くときにも必要です。
「いつの話をしているのか」
を意識しながら学びましょう。
3.助動詞
can、may、must、shouldなどの助動詞も、高校英語ではさらに細かな意味や使い方を学びます。
単純に日本語訳を一つずつ覚えるのではなく、
話し手がどのような気持ちや判断を表しているのか
まで意識すると理解しやすくなります。
4.受け身
受け身は中学校でも学びますが、高校ではより複雑な英文でも登場します。
まず、
「誰がするのか」
「誰・何がされるのか」
という能動と受動の違いを理解しておきましょう。
5.不定詞・動名詞
不定詞と動名詞は、どちらも中学校から登場する重要な文法です。
高校では、
「to+動詞の原形」
「動詞+ing」
と形だけを覚えるのではなく、英文の中でどのような働きをしているのかを考える必要があります。
動詞によって後ろに不定詞を取るのか、動名詞を取るのかといった違いも出てきます。
6.分詞
現在分詞や過去分詞が名詞を説明したり、補語として使われたりする表現を学びます。
分詞が苦手な場合は、現在進行形や受け身との違いも整理してみましょう。
さらに学習が進むと、分詞構文など長文でもよく使われる表現につながっていきます。
7.関係詞
関係代名詞や関係副詞などは、高校英文法でつまずきやすいポイントの一つです。
関係詞では、
「どの名詞を説明しているのか」
「後ろの英文では何が不足しているのか」
などを考える必要があります。
暗記だけで解こうとすると混乱しやすいため、英文の構造を確認しながら学びましょう。
8.比較
比較級・最上級など、中学校で習った内容を土台にして、さまざまな比較表現を学びます。
高校では表現の種類が増えるため、公式だけを暗記するのではなく、
何と何を比べているのか
を考えることが大切です。
9.仮定法
仮定法は、高校英文法で苦手になりやすい単元の一つです。
時制が通常の英文とは異なるように見えるため、形だけを覚えると混乱しやすくなります。
まずは、
現実の話なのか、それとも現実とは異なることを仮定しているのか
という考え方から理解しましょう。
全部この順番で勉強する必要はない
ここまで復習の順番を紹介しましたが、一番重要なのは、
全員が同じ順番で勉強する必要はない
ということです。
たとえば、時制や助動詞は理解できているのに、関係詞だけが苦手な高校生もいます。
その場合、時制から何週間もかけて復習する必要はありません。
反対に、関係詞が分からないと思っていたけれど、実際には英文の主語と動詞を正しく判断できていないこともあります。
この場合は、関係詞の問題集を繰り返すより、英文の基本構造まで戻った方が理解しやすくなる可能性があります。
だからこそ、
「どの単元を勉強しているか」より、「どこまで理解できているか」
を基準に復習することが大切です。
高校英文法の復習は「理解→問題→英文」の順番がおすすめ

復習する単元が決まったら、
理解する → 問題を解く → 英文の中で確認する
という流れで勉強してみましょう。
1.まず文法の意味を理解する
参考書や授業で文法のルールを確認します。
ここでは、公式をそのまま覚えるだけでなく、
「なぜこの形になる?」
「どんな意味を表している?」
まで確認しましょう。
2.基本問題を解く
理解したら、基本的な問題を解きます。
最初から難しい大学入試問題へ進む必要はありません。
基本問題で、
本当にルールを理解できているか
を確認します。
3.間違えた理由を確認する
問題を間違えたら、答えだけを覚えないようにしましょう。
なぜ間違えたのか。
どの知識が不足していたのか。
他の選択肢はなぜ違うのか。
まで確認します。
4.実際の英文で確認する
最後に、長文や教科書などで、その文法がどのように使われているのか確認します。
英文法は、文法問題だけで使うものではありません。
実際の英文と結びつけることで、長文読解や英作文にも活かしやすくなります。
高校英文法はノートにまとめた方がいい?
きれいな文法ノートを作ること自体が目的にならないようにしましょう。
おすすめなのは、自分が間違えたことだけを残すノートです。
たとえば、
「不定詞と動名詞を間違えた」
「現在完了と過去形の違いが分からなかった」
「関係代名詞の目的格を理解していなかった」
といった、自分の弱点を記録します。
その横に、
「なぜ間違えたのか」
「次は何に注意するのか」
を書いておきます。
参考書をそのまま写すのではなく、自分専用の苦手リストを作るイメージです。
定期テスト前なら学校の範囲を優先しよう
高校英文法を基礎からやり直したいと思っていても、定期テストが近い場合は優先順位を変える必要があります。
テスト直前なのに、中学英文法を最初から全部復習していては、学校のテスト範囲に間に合わないこともあります。
この場合は、
学校のテスト範囲を確認する
↓
分からない文法を見つける
↓
その理解に必要なところだけ戻る
↓
学校の問題集やプリントで練習する
という流れがおすすめです。
目的によって、復習する順番は変わります。
定期テスト前なら、今必要な英語を優先しましょう。
大学受験に向けた復習なら「英文法の完成」をゴールにしない

大学受験に向けて高校英文法を復習する場合も注意したいことがあります。
それは、
英文法だけをいつまでも勉強し続けないこと
です。
大学受験の英語では、英文法だけでなく、
- 英単語・熟語
- 英文解釈
- 長文読解
- リスニング
- 英作文
なども必要になります。
英文法を学ぶ目的の一つは、英文を正確に理解することです。
ある程度基礎が固まってきたら、実際の長文でも英文法を使ってみましょう。
英文法 → 英文解釈 → 長文読解
とつなげていくことが重要です。
英検対策でも苦手な英文法を放置しない
英検に向けて勉強している高校生もいるでしょう。
英検では語彙だけでなく、英文を読んだり、書いたり、聞いたり、話したりする力が必要です。
そのため、英文法の理解不足がReadingやWritingなどに影響することもあります。
実際にワールドトークでも、英検2級を目指していた高校2年生から、Readingが苦手で、中学生の頃から英文法をなんとなく勉強してきたという相談がありました。
レッスンでは、学校では簡単な説明で終わってしまった関係詞について詳しく確認。
受講後には、
「本当にわかりやすくて、一回の説明で直ぐに頭に入ってきました」
という声が寄せられています。
英検の問題を繰り返すだけでなく、問題を解けない原因が英文法にあるなら、そこまで戻って理解することも大切です。
自分だけで復習すると「本当の苦手」に気づきにくい
高校英文法を一人で復習していると、
「関係詞が苦手」
「仮定法が苦手」
など、自分では苦手な単元が分かっているつもりでも、本当の原因が別のところにあることがあります。
たとえば関係詞の問題が解けない原因が、関係詞のルールではなく、英文の基本構造を理解できていないことかもしれません。
長文が読めない原因が、長文読解ではなく、英文法の理解不足にあることもあります。
こうした原因を自分だけで見つけるのは簡単ではありません。
「何を勉強するか」だけでなく、「なぜ解けないのか」を見つけることが、高校英文法の復習では重要です。
高校英文法を日本人講師から学ぶメリット

高校英文法では、
「なぜ?」
を理解することが大切です。
しかし、分からない英文法について英語で質問し、さらに英語で説明を受けるのは難しい高校生もいるでしょう。
日本人講師なら、
「この2つは何が違うの?」
「なぜこの答えになるの?」
「どこまで戻って勉強すればいい?」
と日本語で質問できます。
ワールドトークでも、高校生から、
「学校でわからなかったところがわかるようになりました」
「自分で調べてもわからなかったところがわかるようになりました」
といった声が寄せられています。
また、難しい英文法について、
「今までで一番わかりやすい!」
と感じ、英語への自信につながったという保護者からの声もあります。
高校英文法では、正解を教えてもらうだけでなく、
自分がどこでつまずいているのかを見つけてもらい、日本語で理由まで理解する
という学び方もできます。
マンツーマンなら自分に必要な順番で勉強できる
学校の授業では、クラス全体で同じカリキュラムを進めます。
一方、高校生の英語の理解度は一人ひとり異なります。
時制から復習した方がいい人。
関係詞だけ確認すればいい人。
大学受験に向けて英文解釈へ進みたい人。
定期テストの範囲を優先したい人。
必要な勉強はそれぞれ違います。
マンツーマンレッスンなら、現在の理解度や目的に合わせて、
「自分に必要な順番」
で勉強できます。
学校の教科書や問題集、定期テスト、模試、英検問題、大学入試問題など、自分が実際に分からなかった英文について質問することもできます。

高校英文法の勉強についてよくある質問
Q.高校英文法はどの順番で勉強するのがおすすめですか?
英文の基本構造を確認したうえで、時制、助動詞、受け身、不定詞・動名詞、分詞、関係詞、比較、仮定法などへ進む方法があります。
ただし、全員が同じ順番で学ぶ必要はありません。
まず現在の理解度を確認し、苦手な単元を優先しましょう。
Q.高校英文法は最初から全部やり直した方がいいですか?
必ずしも必要ありません。
簡単な問題を解いて現在の理解度を確認し、分からない単元を中心に復習する方が効率的です。
中学英文法に原因がある場合は、必要なところまで戻りましょう。
Q.高校英文法の勉強にはどれくらい時間がかかりますか?
現在の英語力や苦手な範囲、目的によって異なります。
すべてを短期間で終わらせようとするより、理解できていない単元を特定して、一つずつ復習することが大切です。
Q.大学受験では高校英文法をいつまでに終わらせるべきですか?
志望校や現在の英語力によって学習計画は変わります。
また、大学受験では英文法だけでなく、単語・英文解釈・長文・リスニング・英作文なども必要です。
「英文法を全部終えてから長文」と完全に分けるのではなく、基礎を学びながら実際の英文にも触れていきましょう。
Q.高校英文法が苦手でも英検に合格できますか?
英検では複数の英語技能が求められるため、英文法だけで合否が決まるわけではありません。
ただし、英文法の理解はReadingやWritingなどにも関係します。
過去問を解いて英文法につまずいていることが分かったら、必要な単元まで戻って復習しましょう。
まとめ|高校英文法は「全部やり直す」より「どこから分からないか」を見つけよう
高校英文法が苦手になると、
「参考書を最初から全部やり直そう」
と考えてしまうことがあります。
しかし、すでに理解できている内容まで同じように勉強する必要はありません。
まずは簡単な問題を解いて、
どこまで理解できていて、どこから分からなくなっているのか
を確認しましょう。
そして必要なら、中学英文法まで戻ります。
そのうえで、
英文の基本構造
↓
時制・助動詞
↓
受け身
↓
不定詞・動名詞
↓
分詞
↓
関係詞
↓
比較
↓
仮定法
などを目安に、自分が苦手な部分から復習していきます。
理解した文法は問題集だけで終わらせず、長文や英作文でも使ってみましょう。
高校英文法は、定期テストだけでなく、英検や大学受験、そして実際に英語を使うための土台になります。
ワールドトークでは、高校生への指導に対応した日本人講師からマンツーマンで学べます。
「何から勉強すればいいか分からない」
「学校の授業で分からなくなった」
「大学受験に向けて基礎から復習したい」
そんなときも、分からないことを日本語で質問しながら、自分に必要なところまで戻って学習できます。
高校英文法は、全員が同じ順番で学ぶ必要はありません。自分が「分からなくなったところ」を見つけることから始めましょう。
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