すきま英語

動名詞の完了形を使いまくってみよう!【応用編】

さて、応用編ではhaving+過去分詞を使って、会話と自分で書いてみる練習です。

🌟【会話ロールプレイ(5本)】

あなたは A 役を読み、B にどう答えるか英語で答えてください。


① Apologizing

A: I’m sorry I’m late.
B: Why? What happened?
A: ______________________________________
(ヒント:having + missed the bus)


② Regretting

A: You look upset. What’s wrong?
B: ______________________________________
(ヒント:having said something rude)


③ Thanking

A: Thanks again for yesterday.
B: Oh, you’re welcome.
A: ______________________________________
(ヒント:having helped me finish my work)


④ Admitting

A: Did you check the data?
B: Actually… no.
A: What? Why not?
B: ______________________________________
(ヒント:having forgotten)


⑤ Proud / Praised

A: Congratulations on the award!
B: Thank you!
A: You must be really happy.
B: ______________________________________
(ヒント:having worked hard)



🌟あなたが答えた後に

✔ 模範解答
✔ 丁寧な解説

に進んでいきますよ!


できましたか?


では 模範解答+丁寧な解説 をお届けします。


🌟【模範解答&解説】


 I’m sorry for having missed the bus.

  • having missed は「(今より)前にバスに乗り遅れたこと」を表す。
  • 遅れた理由が「前に起きたこと」なので完了形の動名詞が自然。

 I regret having said something rude.

  • regret + having + 過去分詞 =「〜したことを後悔している」。
  • 「言ってしまったこと」は後の気持ち(後悔)より前に起こった出来事。

Thank you for having helped me finish my work.

  • thank you for + having + 過去分詞
  • 「助けてくれた」という行為は「感謝している今」より前なので完了形が合う。
  • 普通の “Thank you for helping me” でも文法的にはOK、特に完了形は「前に起きたこと」を強調したいときに使う。

I’m sorry for having forgotten.

  • apologize / be sorry for + having + 過去分詞
  • 「忘れてしまった」という過去の行為を強調する形。

 Yes, I am. I’m proud of having worked hard.

  • be proud of + having + 過去分詞
  • 「一生懸命努力してきたこと」は受賞より前に起きた出来事なので完了形が合う。

🌟【まとめ】

having + 過去分詞 は主文より前に起きた出来事を「理由」「後悔」「感謝」「誇り」などの気持ちと結びつけるときに使う。

代表的なパターンとしては:

  • regret having done
  • be sorry for having done
  • thank you for having done
  • be proud of having done
  • admit having done

どれも「〜したこと」という意味で、
普通の動名詞より “もっと前の出来事” を明確にしたいときに使うのがポイントです。


次のステップに進む準備ができましたか?

✏️【英作文トライ|5問】

すべて「having + 過去分詞」を使って書いてください。


①私はあの人に言い過ぎてしまったことを後悔しています。

②あなたが早く返信してくれたことに感謝します。

③彼はそのプロジェクトに携わったことを誇りに思っている。

④彼女は宿題を忘れてしまったことを先生に謝った。

⑤ 昨日あなたを待たせてしまってすみません。

書けたら教えて下さい。
出来ましたか?
では 模範解答+丁寧な解説 を始めますね!


✅【英作文:模範解答と解説】


① I regret having said too much to him/her

  • 「後悔する」= regret doing
  • 「言い過ぎた」という過去の動作 → having + 過去分詞
  • “to him/her” は省略してもよいが、付けたほうが自然で丁寧。

I appreciate your having replied quickly.

  • appreciate + 名詞(doing)
  • 「あなたが返信した」という 返信した人=“your”
    → 所有格を置くと動作主がはっきりして丁寧。
  • having replied=「返信してくれた(それが今より前に行われた)」。

He is proud of having been involved in the project.

  • be proud of + 名詞(doing)
  • 「携わった」= be involved in
  • 過去に携わった → having been involved(完了形の受動)。

She apologized to her teacher for having forgotten her homework.

  • apologize to A for B
  • B の部分が動名詞になる
  • 「忘れた」という過去の行為 → having forgotten

⑤I’m sorry for having kept you waiting yesterday.

  • be sorry for + doing
  • 「待たせる」= keep 人 waiting
  • 昨日の話なので having kept(過去の行為)

🌟まとめ

  • 過去の出来事を振り返る → having + 過去分詞
  • 動作主を示すとき → 所有格(my / your / his…)が丁寧
  • 受動態の場合 → having been + 過去分詞

お疲れ様でした〜!

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ABOUT ME
マリリン
オーストラリアのメルボルン在住25年の英語講師、マリリンです。イギリスのロンドン、アメリカのロサンゼルスにも留学していました。英語学習、海外生活、異文化、いろんな情報を皆さんとシェアしていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします!