不定詞の名詞用法を使いまくってみよう！【基本編】

今回からは不定詞に進んでいきます。３つの不定詞、覚えていますか？
まずは「名詞の不定詞」から！　
基本編と応用編の２つに分けて練習していきます。

基本の例文を10挙げてみました。
こちらを音読して日本語訳を確認し、さらに不定詞が文章の何にあたるかを用法で確認してみましょう！

🌱 不定詞（名詞的用法）－ To + 動詞の原形＝「〜すること」

🔹 名詞のように「主語」「目的語」「補語」になる

【A】基本の例文（名詞的用法の to 不定詞）

No.	英文	日本語訳	用法
1	To study English is important.	英語を勉強することは大切です。	主語
2	To get up early is good for your health.	早起きすることは健康に良いです。	主語
3	I want to be a teacher.	私は先生になりたい。	目的語
4	She decided to go abroad.	彼女は海外に行くことを決めた。	目的語
5	He hopes to pass the exam.	彼は試験に合格することを望んでいる。	目的語
6	My dream is to open a bakery.	私の夢はパン屋を開くことです。	補語
7	Her goal is to become a nurse.	彼女の目標は看護師になることです。	補語
8	It’s fun to cook with friends.	友達と料理をするのは楽しいです。	仮主語構文（It〜to〜）
9	It’s difficult to learn a new language.	新しい言語を学ぶのは難しいです。	仮主語構文
10	It’s not easy to find good friends.	良い友達を見つけるのは簡単ではありません。	仮主語構文

💡 ポイント解説

to + 動詞の原形 は「〜すること」と訳す
→ 名詞のように「人・もの・こと」と同じ働きをします。
It is 〜 to … の形では、「to以下」が本当の主語。
「It」は形式的な主語です。
例：
👉 It is important to study English.
（＝To study English is important.）

ここまで確認できたら、次に自分で訳せるか練習していきます。

下の10文を読んで、日本語にしてみてください👇

🌿【和訳テスト：名詞的用法の不定詞】

1️⃣ To read books every day is good for your brain.
2️⃣ I want to visit Paris someday.
3️⃣ She decided to study abroad next year.
4️⃣ To help others is a wonderful thing.
5️⃣ My dream is to become a doctor.
6️⃣ It’s difficult to speak English fluently.
7️⃣ He hopes to make many friends in Australia.
8️⃣ To learn new things makes me happy.
9️⃣ It’s important to eat breakfast every morning.
🔟 They plan to move to a new house soon.

✏️訳せましたか？

では、名詞的用法の不定詞を使った文の 模範解答と解説 を見ていきましょう👇

🌿【模範解答＆解説】

1️⃣ To read books every day is good for your brain.
　毎日本を読むことは脳に良いです。
👉「to read〜」＝「〜すること」で、主語の役割をしています。名詞的用法の典型例です。

2️⃣ I want to visit Paris someday.
　私はいつかパリを訪れたいです。
👉「want to〜」＝「〜したい」。目的語として使われています（動詞のあとに来る）。

3️⃣ She decided to study abroad next year.
　彼女は来年留学することを決めました。
👉「decide to〜」＝「〜することを決める」。動詞の目的語。

4️⃣ To help others is a wonderful thing.
　人を助けることは素晴らしいことです。
👉「to help others」が主語。文頭に来るとフォーマルな印象になります。

5️⃣ My dream is to become a doctor.
　私の夢は医者になることです。
👉「to become〜」が補語（＝C）になっています。
　＝「〜することが…である」も名詞的用法の一つ。

6️⃣ It’s difficult to speak English fluently.
　英語を流暢に話すことは難しいです。
👉形式主語「It」を使い、「To speak〜」を後ろに置く形。自然な英語表現です。

7️⃣ He hopes to make many friends in Australia.
　彼はオーストラリアでたくさん友達を作りたいと思っています。
👉「hope to〜」＝「〜することを望む」。これも目的語用法。

8️⃣ To learn new things makes me happy.
　新しいことを学ぶことは私を幸せにします。
👉「to learn〜」が主語。「makes me happy」で「私を幸せにする」。

9️⃣ It’s important to eat breakfast every morning.
　毎朝朝食を食べることは大切です。
👉こちらも形式主語のパターン。「It’s 形容詞 to〜」は非常によく使います。

🔟 They plan to move to a new house soon.
　彼らはまもなく新しい家に引っ越す予定です。
👉「plan to〜」＝「〜する予定である」。未来の意思を表す言い方です。

💡まとめ

用法	例	文中での役割
主語	To read books is good.	〜すること（主語）
目的語	I want to go.	〜すること（動詞の目的語）
補語	My dream is to be a singer.	〜すること（〜である）

ここまでで、基本編は完璧です。

全て理解できたら、応用編へ進んでいきますよ。何度も繰り返し練習してみてくださいね！

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