予告通り、今回は分詞構文のまとめの問題にトライしていただきましょう。
テキストのエクササイズ2ですね。
いつものように、答えを出すだけではなくその理由も言えるようにしてみてくださいね。
さあ、ではさっそく始めましょう😊

答え合わせ&解説
1. When he walked along the street, he met his friends. と、まず接続詞と、それから同一の主語も省略します。そして時制を確認!walked とmetどちらも過去形なので、そのままingにできます。
[Walking along the street] 道沿いに歩いている時、彼は友達と会った。
2. As she is a kind woman, everybody loves her. まずasを消して、次のsheは2番目の文章の主語everybodyと異なるので残します。動詞はis, lovesの両方現在なので、そのままingにしてbeingにします。
[She being a kind woman]彼女は親切な女性なので、みんな彼女が大好きです。
3. As the bus had gone, Ken waited for a next one. まずasを消して、主語をチェック。the busとKenで異なるので、the busはそのまま残ります。had gone とwaited で大過去と過去、hadをhavingにしたら、すでに起こっていたことになります。
[The bus having gone]バスはもう行ってしまっていたので、ケンは次のバスを待った。
4. Because Jim had lost all money, he gave up his plan. まずbecauseを消して、主語をチェック。Jimとheなので同一人物。Jimは消えて、heの場所に移動します。そして時制をチェック。had lostとgave、大過去と過去。having goneにします。
[Having lost all money] すべてのお金を失ってしまったので、ジムは彼の計画を諦めた。
5. If it is fine, we will go on a picnic. まず消えるのがif。そして主語を確認、itとweなので、itが文頭。次に時制をチェック。is とwillで現在と未来、ということズレてるのでhaving+過去分詞?ここで思い出してほしい文法事項があります。
接続詞の時に出てきた「副詞節をつくる接続詞では未来時制でも現在形を使う」ってやつです。名詞節との区別をするためでしたね。つまり、ここでも現在形が使われていますが、内容的にはまだ起きていないこと、未来の内容です。
なので、時制のズレはないと考えてOK!そのままingにしましょう。
[It being fine]もし晴れたら、私たちはピクニックに行くでしょう
6. As I didn’t have anything to do, I went to the park. 接続詞のasと主語のIが消えます。動詞はdidn’t haveとwentで両方とも過去形、ですが、didn’tの否定を無視できませんね。これをnotにして残してhaveをingにします。
[Not having anything to do] 何もすることがなかったので、私は公園に行った。
7. As he was born in Germany, he has a German accent. asとheを省略することはすぐにできましたね。今までならwasとhasを比べるところでしたが、実はこの文章、受け身だと気が付いたでしょうか?
「産む」という動詞は bear bore born と変化し、産むの受け身なんです。日本語にはなりにくいですね。産む側の逆、つまり産まれた側が主語になっています。
ということは、bornは過去分詞で、その場合はbe動詞も省略し、時制のズレも無視できました。しかもすでに過去分詞になっているので、そのままの形で始まる文章になります。
[Born in Germany] ドイツで生まれたので、彼はドイツ訛りがある。
以上7問、正解できましたか? そして理由も分かりましたか?
ここまでできれば分詞構文も終了です。
お疲れ様でした〜! 素敵な週末をお過ごしください😊
次回から関係詞に入っていきます👍

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