すきま英語

Part 8 前置詞④

では今回から「場所」に関する前置詞に入っていきますね。

内容を確認してみましょう。

時間と同じく、この3つ「 in, at, on 」が代表的な前置詞になります。

ワク内、空間のイメージ in

in の基本的な意味は「枠内」という意味です。「比較的広い場所」とはありますが、広いって感覚ってヒトそれぞれ違いますよね。

たとえあなたが、自分の部屋を狭いって感じていたとしても、in my room って言っても問題ありません😅
空間で囲まれてる感覚があれば in です。

日本語で「〜の中」って言うイメージですね。例えば、カフェで待ち合わせをしたとして、「カフェの中で待ってるね」と説明したいときは、in the cafeになります。

I’ll be in the cafe.

カフェの入口とか、外でなくて、内側=店内ってことですね。

They arrived in Japan. =彼らは到着した/日本に(日本という枠内ですね)

GPS以上の点のイメージ at

次にatについてです。

時間の前置詞ではatは時刻でしたね。

場所の前にatが来ると、やはりその場所をピンポイントで指すイメージがあります。

ちょうどGPS上の位置情報で、位置を俯瞰(ふかん)してみている感じですね。

I’m at home/at work/at school などは、ちょうど自宅に、職場に、学校にいます!ってことになります😊

例えば、あなたがオーストラリアに留学中だとして、友達が日本から遊びに来たとします。

あなたの住んでいる地域を案内して回っているときに、自分がアルバイトをしているカフェが見えてきました。

「あのカフェで働いているんだよ」と指をさして教えてあげている感じです。

I’m working at the cafe.

また例文を見てみると、
They arrived at the airport. =彼らは到着した/空港に (空港を点として説明してます)

くっついているイメージの on

そして3つ目のonのですが、これは何かにくっついているイメージです。

よくonというと on the desk=机の上 と訳されるため「〜の上」と思っている人も多いと思いますが、それは机にくっ付いているってことで、それが壁でも天井でもどこでも、くっ付いていれば、つまり接触していればonです。

ただ、重力の世界に住んでいると、普通モノは下に落ちるので、〜の上になることが多いですね。

例の中で、ちょっと分かりにくいのが、on the train/bus/ship ではないでしょうか?

普通なら、電車🚃、バス🚌、船🚢なら、空間なのでinが適当な気もします。

実際に、inの例の最初に、同じ乗り物の in a car🚗がきてますね〜。

車の方が空間的には狭いのに〜? 何ででしょう😚

実際に、in a train/bus/shipということもなくはありません。

ただし、その場合は、それらの乗り物が完全に止まっているイメージに聞こえます。

例えば、ターミナルに停車しているバスの中、みたいなイメージです。

もう一度繰り返しますが、onはくっ付いているイメージでした。

これらの乗り物は「公共交通機関」で、通常はルートが決まってるわけです。

そのルートにくっ付いて、ルート上を動いているイメージがonに当てはまります。

なので、on the way を「〜の途中」と訳しますが、これも〜に行くルートがすでに決まっているから、その途中なんですね。

on the way home で帰宅中、on the way to school で学校に行く途中、on the way to the station で駅に行く途中 etc.

もう決まったルートがあって、そのルート上にいるというイメージなんです。

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マリリン
オーストラリアのメルボルン在住25年の英語講師、マリリンです。イギリスのロンドン、アメリカのロサンゼルスにも留学していました。英語学習、海外生活、異文化、いろんな情報を皆さんとシェアしていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします!