英語コラム

英語で「課題」って何て言う?「課題」を表す英語表現&使い分けを解説!

英語で「課題」を表す単語は1つではありません。
また、それぞれ微妙に意味が異なりますので、文脈によって使い分けが必要です。

そこで今回は、英語での課題を意味する英語表現を、例文と共にご紹介します。
「課題」の使い分けに困っている方、「課題」を意味する英単語の意味を詳しく知りたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「課題」を表す5つの英語

ここでは、課題を表す5つの英語表現をご紹介します。

Issue

issueは、問題や課題を意味する単語です。
ビジネスにおいては、会社や組織が直面する問題や困難を指し、その解決に向けた取り組みが求められる際などに用いられます。

problemの場合は原因が明確なケースが多いのですが、解決へと導くべく議論しなければならない課題がある際、このissueが使われます。

【例文】
Our team is currently facing an issue with the budget for our new project.
(私たちのチームは、新しいプロジェクトの予算に関する課題に直面しています。)

Task

taskは、特定の目的を達成するための、具体的な作業や仕事のこと。
ビジネスにおいては、日々の業務を指します。

【例文】
One of my tasks for the day is to review and respond to customer inquiries.
(今日のタスクの1つは、顧客からの問い合わせを確認し、返信することです。)

学校でもこのtaskが使われます。
先生が学生に与える、宿題や課題のことを指します。

【例文】
Our history task this week is to write a report about the causes of World War II.
(今週の歴史の課題は、第二次世界大戦の原因についてレポートを書くことです。)

Assignment

assignmentはassignから派生した言葉で、割り当てられた課題や任務を意味します。
動詞のassignは「任命する」、「割り当てる」といった意味を持ちます。

【例文】
I received an assignment from my boss to complete the report by the end of the week.
(上司から今週末までにレポートを完成する課題を割り当てられました。)

なお、このassignmentは学校でもよく使われる言葉です。

【例文】
My English teacher gave us an assignment to write an essay on a current social issue.
(英語の先生が、現在の社会問題に関するエッセイを書く課題を与えました。)

学校での課題を意味する言葉として、homeworkという言葉もありますが、homeworkは中学生や高校生に向けて使われる場合が多いです。

Trouble

troubleは、日本語と同様に問題やトラブルを意味する英単語です。
何らかの困難や障害が発生して、困った状況に置かれている際に使われます。

【例文】
We’re having trouble meeting our deadlines because of the increase in workload.
(業務量の増加により、納期に間に合わなくなっています。)

Challenge

challengeは、「難題」や「困難な課題」という意味があります。
解決することが容易ではなく、一定のスキルや努力が必要である場合に使われる言葉です。

ビジネスの文脈では、市場や競争環境の変化、技術の進化などによる企業にとっての課題を指すことが多いです 。

【例文】
We are facing a challenge to research our competitors to develop a new marketing strategy.
(新しいマーケティング戦略を開発するためには、競合他社を研究するという課題に直面しています。)

「課題」とセットで覚えておくといい英語表現

「課題」を意味する言葉と例文をいくつか見てきましたが、ここではビジネス学校で使われる課題と一緒に使われる英語表現をご紹介します。
課題と共に、以下の英語もまとめて覚えておきましょう。

ビジネスで使える「原因」や「解決」を表す英語表現

ビジネスで課題について述べられる際、原因やその解決についての話もセットで語られることが多いでしょう。

原因について語るときに使える英単語は、causeです。
問題が起こる理由や、ある現象が発生する根本的な原因を指します。

【例文】
The cause of the delay was a shortage of materials.
(遅延の原因は資材不足でした。)

その他、根本的な原因として特定することはできないが、問題を発生させた原因の一つ、といったことを表現する際は、factor(要因)が使われます。

解決を意味する言葉はsolveです。
問題や課題を解決するという意味の動詞で、何かを修正して正常な状態に戻すことや、目標や課題を完了するために、必要な方法を見つける、といったことを言い表すこともできます。

【例文】
We are trying various approaches to solve this problem.
(私たちはこの問題を解決するために、さまざまなアプローチを試みています。)

学校での課題と一緒によく使われる英語表現

学校で課題の話がされる際、assignmentやhomeworkと共にprojectという言葉が使われることがあります。
日本語でもよく知られている言葉ですが、英語だと時間を費やして取り掛かる課題が出される際に、このprojectという言葉が使われることがあります。

【例文】
For the final project in my English class, we have to write a research paper on a famous author.
(私の英語の授業の最終プロジェクトでは、有名な作家に関する研究論文を書く必要があります。)

出された課題がレポートや英作文の場合、paperessayなどが使われることもあります。

また、課題と言えば提出しなければならないものです。
提出を意味する単語、熟語を以下にまとめましたので、こちらも覚えておきましょう。

  • submit
  • turn in
  • hand in

submitがフォーマルな言い方なのに対し、hand inはカジュアルな言い方です。
turn inはsubmitよりはカジュアルなものの、hand inよりはフォーマル。

また締め切りを意味する言葉はdue、締め切り日はdue dateです。

英語で課題を表現する際は、シチュエーションに合わせて使い分けよう

“issue””assignment””task”など、英語には「課題」を意味する言葉がたくさんあることが分かりました。

しかし、それぞれの言葉に違った意味があり、シチュエーションに合わせて使い分ける必要があります。

各単語の意味や使い分けを正確に理解し、適切な表現を使い分けて、英語力の向上を目指しましょう。

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