すきま英語

【英語×お笑い】スタンダップコメディ Q8:ワンダ・サイクス

英語のお笑い「スタンダップコメディ」にはまっている、パンダ先生です。

スタンダップコメディをネタに、英語を学んでいただけたら。と思って書いたのが「スタンダップコメディ」シリーズ。

「スタンダップコメディ Q(クィア)」は番外編。ということで、LGBTQに該当するスタンダップコメディアンを紹介します。

今回は、アメリカのスタンダップコメディアン「ワンダ・サイクス」について。

スタンダップコメディの記事一覧はこちら。

補足:LGBTQとは、5つの言葉の略語です。「レズビアン:Lesbian」、「ゲイ:Gay」、「バイセクシュアル:Bisexual」、「トランスジェンダー:Transgender」、「クィア/クエスチョニング:Oueer/questioning」の5つ。

スタンダップコメディとは

スタンダップコメディを実演する、ワンダ・サイクス。(Image via youtube)

スタンダップコメディ(stand-up comedy)は、観客を笑わせるために行うパフォーマンスのこと。単独での話芸が一般的です。

スタンダップコメディは、英語圏のコメディのジャンルとしては主流で、「アメリカのアート」という見解もあります。

ちなみに日本のコメディは「お笑い」となっており、英語でも「owarai」と呼ばれています。

セットアップとパンチライン

漫才にボケとツッコミがあるように、スタンダップコメディにもルールがあります。それが「セットアップ(setup)」と「パンチライン(punchline)」。

セットアップは設定(フリ)、パンチラインは結果(オチ)。この考え方が、英語圏のコメディの基礎とされます(映画の脚本みたいですね)。

セットアップとパンチラインで構成された話が、ジョーク(joke)。

ジョークの例↓

“I’m on a whiskey diet… I’ve lost three days already.”(ウイスキーダイエットしてる。もう三日消えた。)


セットアップ:ウイスキーダイエットしてる。
パンチライン:もう三日消えた。

上のジョークは、イギリスのトミー・クーパーによる有名な一文ネタ(one-liner)です。

トミー・クーパー。(Humbledaisy)

「誰が何をどう言うか(人物×脚本×演技)」でジョークのおかしみが変容するのも、スタンダップコメディの奥深さです。

アメリカのワンダ・サイクス

ワンダ・サイクス。(Image via youtube)

ワンダ・サイクス(Gina Yashere)は、アメリカ人のスタンダップコメディアン。 バージニア州・ポーツマス出身。オープンリー・レズビアン。

ワンダ・サイクスのパフォーマンスは、「まともな黒人のおばちゃんが社会のナンセンスを強めにつっこんでいく」といった味わい。黒人による啓蒙という気配も。

中身が加藤登紀子の海原ともこ、ような聞き応え。棘があります。

動画はこちら。(英語の勉強にどうぞ。)

単語のおさらい

  • stand-up comedy:スタンダップコメディ
  • owarai:お笑い
  • setup:フリ
  • punchline:オチ
  • joke:フリとオチのある笑い話
  • one liner:一文ネタ

▶︎次のネタ:アメリカのジュリア・スコッティ

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パンダ
京都出身です。アメリカ、イギリス、カナダ、ドイツ、イスラエルに住んでいました。趣味は海外旅行、映画映画、食事です。スタンダップコメディが大好物。▶︎スタンダップコメディの記事 ▶︎英語の漫才の記事 ▶︎修辞技法 ▶︎食と旅 ▶︎英語ブログ

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