実際はサンクスギビングに何すんの？

11月の第4木曜日って何の日でしょうか？2023年は11月23日になります。偶然にもこの日は日本でも祝日で、勤労感謝の日ですよね。それではアメリカでは何の日でしょうか？

語学を勉強する上で切っても切り離せないのが、その言語を使う国の文化や習慣を知ることです。あなたはアメリカの行事についてどれくらい知っていますか？クリスマスやハロウィンは日本でも祝いますし、イースターでさえも某テーマパークの影響でなんとなくイメージがつくのでは？

というわけで、先程の答えはこの記事のタイトルにもあるThanksgiving (サンクスギビング）でした。アメリカでは11月に、カナダでは10月に行われるそうで、国民の祝日になっています。今回はアメリカのリアルなサンクスギビングについて紹介します！

旅行に出かける人も？でも不便でしかない祝日

サンクスギビングは毎年11月の第4木曜日ですが、学校や仕事では約4日間ほどお休みになります。だいたい火曜日〜金曜日まで休みになるところが多いですが、月曜日に有給を取って、１週間のバケーションにする人もよく見かけます。私が通っていた大学では11月の第４週は秋休み扱いとなり、１週間も大学が閉まっていました。

日本のゴールデンウィークやシルバーウィークのように海外旅行に出かける人たちもいますが、ほとんどが家族と過ごします。親元を離れて暮らす若者は実家に戻ります。日本のお盆のようでしょうか。（12月も実家に戻ってクリスマスを祝うので、私はサンクスギビングをクリスマスのリハーサルと影で呼んでおりますが…）

となると、もちろんカフェやレストラン、スーパーでさえも営業時間がお昼までの短縮営業だったり、サンクスギビング当日に閉まっているお店がほとんどです。

大学の授業がないから遅くまで寝ていて、起きたらもうお昼過ぎ。スーパーに行ってみたら閉まっていて、冷蔵庫に食べ物がない…。アメリカ人たちはご馳走を食べているのに…。と、ひもじい思いをする留学生が毎年現れます。