すきま英語

初めての海外ひとり旅で学んだこと。

それは、社会人2年目の夏休みに弾丸旅行で行ったニューヨークでした。

ニューヨーク在住の先輩に泊めてもらうことになっていました。
ただ、彼女は日中ツアガイドで働いていて、自力で彼女のアパートまで行くことに。
方向音痴には自信があったので😅、絶対迷うことを前提に、
キョロキョロキョロキョロ、地図を片手に完璧にお登りさん状態。
今考えると怖いですね〜。

なんとか地下鉄に乗りました。
さすが人種の坩堝(るつぼ)だけあって、いろんな乗客が乗ってます。
好奇心が抑え切れず、ついついヒューマンウォッチング。

相手がこちらの視線に気がつきそうになると、
サッと視線を逸らして、見てなかったフリ。
そんなことを繰り返しながらあっという間に目的地の駅に。

その日の夜、疲れて帰宅してきた先輩と感動の再会。
空港から到着までの話をしながら、地下鉄でたくさんの人種を見た話に触れた時です。
先輩が優しさの中にちょっと真面目さも含んだ口調で語ってくれました。

「人と目が合いそうになったら、見なかったふりじゃなくてちゃんと会釈したほうがいいよ。いろんな人種の人がいろんな事情で住んでるからね『自分は敵意はありませんよ、安心してください』という意味で、笑顔は安全の印になるの」

それまで、日本からほとんど出たことのなかった自分にとって、
「笑顔が安全の印」なんて、考えたこともなかったので本当に驚きました。

その小さなアドバイスは、海外に住み始めて20年以上経った今も確実に活きています。
すぐにテロや人種差別に結びつくことがないにしても、
誰かと目が合ったら、逸らさずにちゃんと会釈する、という行為は国際人としての第一歩だと思ってます。

\英語学習を始めたいと感じた方へ/

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マリリン
オーストラリアのメルボルン在住の英語講師、マリリンです。やっと長い鎖国(?)も解けてきました。これからたくさんの旅行者、留学生が戻ってきてくれることを期待しています。英語学習、海外生活、異文化、いろんな情報を皆さんとシェアしていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします!

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