英語コラム

「検討する」の英語表現とは?ビジネスシーンで役立つ例文も紹介!

ビジネス場面で多く使われる言葉の一つが、「検討する」です。
英語で「検討する」と言いたいけれど、どう言えば良いか分からず、困っている方もいるのではないでしょうか。

また、「検討する」という意味の英語表現はたくさんあるので、どの場面でどの言葉が最適か、知りたいと思っている方も多いでしょう。

そこで今回は、「検討する」の英語表現をご紹介すると共に、各表現の使い方のポイント例文もお伝えします。
ぜひ参考にしてみてください。

重要な決定をする前に知っておきたい!「検討」を意味する英語表現5選

ここでは、「検討」を意味する5つの英語表現と、各表現を含む例文をご紹介します。

consider

considerは、「検討する」という意味で最も一般的に使われる表現です。
よく考えてから決定しなければならない場面で使われます。

例文1: We need to consider all the options before making a decision.
(決定する前に、すべてのオプションを検討する必要があります。)

例文2: I will consider your proposal and get back to you with a response.
(あなたの提案を検討して、返答を差し上げます。)

considerは「検討」のほか、「思いつく」、「尊重する」、「見なす」といった意味があります。
また、名詞はconsiderationで「考慮、熟慮」という意味があり、
【take~into consideration】という表現は、「~を考慮する」という意味になります。

以上のように、considerという単語は多くの意味を持ち、ビジネスシーンでも頻繁に使われる重要な単語の一つです。

look into

look intoも「検討する」を意味する熟語。
「調査する」という意味もあり、何かを検討するために、必要な情報を集める際などに使われます。

例文1: I will look into the matter.
(その件について検討します。)

例文2: We need to look into the market trends before we launch the new product.
(新しい製品を発売する前に、市場トレンドを調査する必要があります。)

なお、look intoのintoは前置詞なので、動詞が続く際は以下の例文のように、ingを付けなければなりません。

例文3: We should look into leasing a new office.
(私たちは新しい事務所を借りることを検討すべきです。)

study

studyはといえば「勉強する」という意味でお馴染みの英単語ですが、「調査する」や「研究する」という意味もあります。

ビジネスシーンでは、ビジネス計画や提案などを詳細に検討する際に、studyを使用することがあります。

また、ビジネス文書においてよく使われる表現に、【study a proposal】というフレーズがあります。
これは、「提案を検討する」という意味で、ビジネスプランの提案やマーケティング戦略を検討する際などに使用されます。

例文1:We need to study the proposal carefully before making a decision.
(決定する前に、提案を注意深く検討する必要があります。)

例文2:Our team is currently studying the market trends to develop an effective marketing strategy.
(当社のチームは、効果的なマーケティング戦略を立案するために、現在市場トレンドを研究しています。)

think about

think aboutは、「考える」「検討する」という意味を持つフレーズで、カジュアルな場面でよく使われる表現です。
何かを軽く検討する際にも適しています。

慎重に検討する場合はcarefullyを付け足し、”I think about it carefully.”と言ったり、熟考するという意味の【think over】という表現を使うと良いでしょう。

例文1:I’ll think about your proposal and let you know my decision next week.
(あなたの提案について考えてみて、来週決定をお知らせします。)

例文2
A: Can you come to the meeting tomorrow afternoon?
(明日の午後のミーティングに参加できますか?)
B: I have another appointment at the same time, but I’ll think about it and see if I can reschedule.
(同じ時間に別の予定が入っていますが、スケジュールを調整できるか検討してみます。)

また、このthink aboutの表現が含まれるフレーズに、
”What do you think about~?”(~についてはどう考えますか?)
という表現がありますが、こちらは日常会話だけでなく、ビジネスシーンでも使えます。

review

reviewという言葉は、検討・再考・点検することを意味する動詞であり、名詞としても使用されます。

また、書類の確認や承認という意味を持つ言葉です。
たとえば、契約書や提案書を再度確認する際などに使われます。

例文1:We need to review the contract before signing it.
(契約書にサインする前に再検討が必要です。)

例文2:Let’s review the project plan and make any necessary adjustments.
(プロジェクト計画を再検討して、必要な修正を加えましょう。)

何かを検討している際は、”It’s under review.”(検討中です。)という英語表現が使えます。
【conduct a review of~】「~を再検討する」といった表現もあります。

「検討する」の英語表現の意味・ニュアンスを理解し、場面に合う表現を使おう!

この記事では、「検討する」という意味を持つ英単語やフレーズや、その使い方、ビジネスシーンで役立つ例文をご紹介しました。

冒頭でもお伝えしたとおり、「検討する」はビジネスシーンでよく使われる表現の一つです。
「検討する」を意味する英語表現を使いこなすことで、より効果的なコミュニケーションが可能になるでしょう。

ご紹介した英語表現や例文を参考にし、ビジネス英会話のスキルアップに役立ててみてください。

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