初心者向け英会話講師インタビュー

初心者向け英会話講師インタビュー第11回：Risa.N先生

初心者向け英会話が得意な講師14名にインタビューしました！
第11回はRisa.N先生にお話を聞きました。

Q1.先生が「英語を話せるようになりたい」と感じたきっかけを教えてください。

子どものころに家にあった子供向け英会話教材のおかげで、早いころから英語に興味をもっていました。「英語が話せるのってカッコイイ！」くらいな気持ちで、英語に興味がありました。結局話せないまま、学校の成績もダメダメなまま(笑)　20才過ぎて行った海外旅行で、日本人女性がカッコよく英語で買い物をしてる姿を見て以来、がぜん燃えました！

Q2.英語を学ぶにあたり、挫折や悩むことはありましたか？そんな時、どのように乗り越えていきましたか？

ある程度、わかるようになってきて、ネイティブ何人かの輪の中に入ったときの話すスピードの速さには落ち込みました。ついていけない・・・って。口をはさむタイミングが見当たらない。
そこでNHKの番組だったり、CDだったりを短い会話を丸暗記するくらい聞き込みました。シャドーイングみたいなものでしたね、今思うと。
聞こえてくるものと同じスピード、同じ口調で繰り返し声に出して。もちろんその意味も理解するまで調べて。
あとは実際にネイティブと行動を共にすること！！通じなくて泣いたことも数知れずです！

Q3.英語を話せるようになって、特に「こんなことが変わった」と感じるものは何ですか？

もともと明るい性格だったとは思いますが、なおさらオープンな性格になったと思います。英語だけでなく、日本人との関わりのなか、日本語を使うときでも自分の意見を言えるようになりました。これは英語を話せるようになったから、ではなく、外国で生活したから、でしょう。日本人の「右にならえ」は外国では通用しなく、外国行ったら「自分」を持っていないと生きていけない。（大げさでした(笑)）　良い意味で「人は人。自分は自分」のマインドを持てて、昔より自分のことが好きになりました。

Q4.初心者の方は、どんな課題や希望を持ってレッスンを受講されていますか？

「友人と話すように会話を楽しみたい」という声が多いです。深いところまで英語で話せたほうが、心も開きやすいですものね。
自己紹介まではできるんだけど、何か質問されたときに返答できない、方が多いですね。相手が言ってることもなんとなくわかるんだけど、何て言ったらよいかわからない。英語は算数と違って、答えはひとつではありません。コミュニケーションの道具でしかない。だからまずは単語を並べるだけでも、通じて！と思って口にしてみましょう。

Q5.初心者の方におすすめのレッスンは何でしょうか？

レッスンでもお伝えしているのですが、How are you? とわたしが聞いたら　I'm fine. とは答えないでね、と。
眠い、疲れた、イライラした、心配ごとがある・・・いろいろあります。じゃあ、それはどうして？とか。または今日あったこと、これからの予定、家族のこと・・・ちっちゃいことでいいので、話すことを用意するようにお願いしています。そうすると「今日はこれを話そう、あれ？これは何て言うんだ？」と調べる。google先生が答えたことを、レッスンの中で使ってみたらあまり自然な言い方ではないらしい、ということを知る。自分で調べたりスムーズに通じなくて「あれ？」って感じたことって忘れないものですよね。
私もこうやっていました。「家の玄関先にいる燕のフンが汚くて大変だけど、かわいいから許しちゃう！」なんて。ここでうんちなんて言葉も覚えるワケです。

Q6.英語を話せるようになるために、どんなことが必要だと思いますか？

英語はコミュニケーションの道具。これがなくては意思疎通できない、言葉は全ての生活のベースです。ネイティブのいないところで英語を身につけようとするなら、毎日英語を口にする環境を、無理に作り出す必要があると思います。優れたアプリ、you tube、いろんなところから学んだものを、こういったオンライン英会話でどんどん使ってみる。
「どうしたら日本語→英語って組み立てないで、スラスラ出てくるんですか？」と聞かれることも多いですが、コレなんてことはないと思います。体に染み込ませるしかありません。

Q7.初心者の方がレッスン以外の時間で心がけた方がよいことはありますか？

絶対、レッスンだけでなんて身につきません。レッスンで覚えたことを例えば次のレッスンで使ってみるなど。少なくとも単語を覚えるのはご自身でやることです。厳しいようですけど、せっかく購入されているレッスンを有効に使っていただいたら良いと思います。

Q8.英語をこれから学ぼうと考えている方に、メッセージをお願いします。

私は学校の英語は苦手、というか全くできませんでした。文法も全くわからなかった・・・。しかし生活の中で「気持ちを伝えたい！」の一心で身につけることができました。かっこいい、話せたら便利、勉強したい理由は何でもOK！
レッスンでは言いたい言葉が出てこなかったら、別な言い方ができないか考えてみましょう、とお話しています。
難しい単語は知らなくても、簡単な単語だけでもていねいな言い方で会話はできます。「こう言いたいけどこの単語知らないな・・」と感じても、他の言葉、言い方で伝わることはたくさんあります。「この言い方なら知ってたかも」と思えるような文から入って話してみましょう。　少し慣れたら高度な言い方も覚えたら、ちょっとずつネイティブに近づけます♪