海外経験も教育経験も豊富な(つもりの)講師です。入門レベルから中(上)級の方まで、会話、文法、作文その他、英語のいろいろな側面に興味のある方々のために、柔軟にお手伝いできればと願っています。
講師名はHI-ROです。「はいろ」とお呼びください。フィリピンにあるOREOのようなクッキーの名前です。ワールドトークさんには昨年10月末から在籍しており、皆様のご愛顧をいただきまして1,700レッスンを超えました。これからも努力と工夫を続けてまいります。
★1/28の週、2/4の週は、都内専修学校での通訳の仕事と集中講義の仕事が立て込んでいますので、スケジュールが不規則になっています。申し訳ございmせん。
★お子様のご受講につきましては、講師の側もお子様の側も、これまであまり喜ばしい体験は得られていませんので、既に長期間にわたり受講くださっている以外の方は、謹んでご遠慮させていただきます。ご了承ください。★
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【日常会話のレッスン例】
・いくつかの表現の中からお好きなものを選んでいただく、あるいは、会話表現のテキストを用いる、などし、必要最低限の説明をしたうえで、実際の会話に近い形で練習してみる。
・三単現、過去形、未来形、完了形、受動態、動名詞、不定詞、分詞、仮定法など、いろいろな文法の形の中で使えるように練習してみる。
・発音やリダクションにも注意していく。
・お好みなら、ちょっとしつこめにリピート練習に力を入れてみる。
・さらに、関連する話題へと、自然な形で少しフリートークのようなミニトークを楽しんでみる。
・お好みの話題について語っていただき(私のついていける限りおつき合いし)、気づいた点について発音、文法、表現など、全般的に(ご希望の分野を中心に)修正点をご提案し、参考にしていただく、あるいは、一緒に練習してみる。
【作文のレッスン例】
・ご希望の日本語文について、あらかじめ英作例を教えておいていただき、添削・講評をする。
・あるいは、私のほうで類似や関連の日本語文を与え、それを即興で英語にしていただく。「書き」がメインでも「話し」がメインでも。
・必要ならば、口頭練習もしてみて、実際の使用につなげていく。
【文法のレッスン例】
・上の日常会話と似ていますが、特定の文法項目の説明、例文のご提供、あるいは、既習の内容のわからない部分についてのご質問への回答
・必要な口頭練習による会話上の運用力への誘導
【読解のレッスン例】
・あらかじめ、お好みの短い文章を読んでおいていただき、わからない部分についてのご質問への回答
・互いに感想や意見をを語り合いながらディスカッションをする。必要に応じて、発音・文法・表現等の修正のご提案をする。
【扱い慣れている教材、参考書】
・アルクさんのいわゆるオキネル(起きてから寝るまで)シリーズ全般
・Z会さんの『速読速聴・英単語』シリーズ全般
・井口紀子(著)『書き込み式 英会話BOOK』(成美堂出版、2008)
・一杉武史(編著)『キク英文法』(アルク、2007年)
・『究極の英単語 1-4』(アルク)
・『キクタン・リーディング 2000/4000/6000/12000』(アルク)
・『中学WinPass英語 1年/2年/3年』(出版社・出版年不詳)
・Stafford-Yilmaz and Zwier, _McGrow-Hill's 400 Must-Have Words for the TOEFL_ (McGrow-Hill, 2005)
・Michael Swan, _Practical English Usage_ (Oxford, 1988)
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30年ほど前から、国内の大手英会話学校で日本人を相手に(個人レッスン、グループレッスン、企業派遣レッスン)(日本語も使いながら)(約3年)、フィリピンの人文系大学院で外国人を相手に(英語を使って)(約15年)英語を教えてきました。
ABCの入門から日常会話(話す、聴く)、読む、書く、発音(フォニックス、リダクション)、文法、ボキャブラリー、ディスカッション、上級の専門書講読、小論文執筆、プレゼンテーションまで、いろいろな分野を担当してきています。また、日常的に、英語で講義・講演、面談等を行っています。
また、通訳はあまり得意ではありませんが、講義・講演通訳(逐次、同時(のマネごと))の仕事にも、散発的ながら定期的に従事しています。出版翻訳者・産業翻訳者としては、細々ではありますが30年ほどの経験があります。
ただし、英検やTOEICなどの試験対策は、海外生活が長く、受験できずにきました(TOEIC:25年前のITPで824)が、一般的な対策でしたらお手伝いできます。
帰国生で大学生の娘がおり、秋田市の国際教養大学に通っています。学校推薦での合格でしたが、娘から聞く大学の様子や親としてのキャンパス訪問体験や受験体験はお分かちすることができますので、受験をお考えの高校生や親御さんはお気軽にお声をお掛けください。
これまで15以上のいろいろな言語を学んできましたので、学習者のみなさんの大変さ、楽しさなど、よくわかっているつもりです。お一人お一人の個性やご希望を最大限尊重しつつ、忍耐強く寄り添いながら、楽しく(必要な時には厳しく?)、情報を提供し、励まし、リードして行ければと願っています。
教材としては、上記のようにアルクさんのいろいろなものを好んで採用してきましたが、海外出版社のものも使ってきました。ご使用になりたいものがありましたら、こちらでも入手を検討しますのでご紹介・ご相談ください。また、「Breaking News Engllish」や「News in Levels」などの学習者向けサイト、同じく学習者向け英字新聞「Alpha」(Japan Times社さん)の記事や、OxfordのVery Short Introductions(VSI)などの新書ものも使ってきました。
語学が趣味みたいなものですが、楽器(ベース全般)も弾きます(ポップス、ロック、ジャズなど)。素人ですが写真も好きです。読書も好きですが、人文系の専門書を読んでいる時間が多いです。VSIも大好きですが、小説まではほとんど時間が割けず、日本のドラマも好きですが海外のドラマや映画までは時間が割けずにいます(『フレンズ』の初期や『恐竜家族』(DVD全話所有)止まり)。人生、もっと時間が欲しいですね。
ご予約の際には、あらかじめご希望などお知らせいただけましたら助かります。もちろん、自己紹介に登録されている情報も参考にさせていただきます。よろしくお願いいたします。
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【もう少し詳しい自己紹介】
高校は外大附属の特進コースでした。英語は週に10時間ありました。受験英語です。
大学は、広島大学教育学部日本語教育学科で、言語学(現代日本語学)を中心に学びましたが、ここで言語教育全般も教わりました。日本語を専門的に学びましたので、英語を日本語と比べながら説明することもできます。また、音声学・音韻論も学びましたので、発音についても体系的に説明することができます。異文化コミュニケーション、文化人類学、西洋古典語なども学びました。
大手英会話学校で働いた後、大阪大学大学院文学研究科博士前期課程(日本学専攻)でさらに言語学、現代日本語学を学びました。後期課程を中退した後、日本語教師養成講座で教えながら、翻訳者としての仕事を始めました。
その後、フィリピンの人文系大学院で修士号を二つ(ほぼ三つ)取りました。ここは英語圏からの母語話者(いわゆる「ネイティブ」)の教師の多い大学院で、英語もさらに深く学べました。また、教師・大学院生ともに、五大陸大洋州、常に20か国以上からの人々が敷地内で仲良く暮らしている学校で、文字通り、世界中の人たちと交流することができました。
そして、そのままこの大学院に教師として残り、言語学や言語教育学、言語学習法、異文化コミュニケーション、文化人類学などに関連するいろいろな科目や古典ギリシア語を英語で教えたり、この学校に入学を希望する人たちに英語を教えてきました(大学院の予備教育としての英語教育)。需要は無いでしょうが、古典ギリシア語でしたら、中級程度の質問にもお答えできます(笑)。また、下っ端でしたが学校の運営にも携わり、会議にも常時出席していましたので、いわゆるビジネス英語にもなじむことができました。
英語のプログラムでは、中華系、韓国、ミャンマーの人たちが多かったですが、中南米のスペイン語・ポルトガル語圏の人たちにも教える機会がありました。また、フィリピンの現地社会での生活も楽しみ、多くのフィリピン人と友人になりました。タガログ語や北部の共通語イロカノ語も学びました。結局、院生時代を含めて20年を経て、最近、日本に帰国しました。
ですから、いわゆる英語圏の人たちだけでなく、世界中のほぼあらゆる英語を話す人々と一緒に学び、仕事をし、食その他の文化も楽しむことができました。そういった四方山話も、みなさんのご希望に合わせて、お分かちできればと思っています。
それでも、みなさんの幅広いご興味や話題には十分についていけないことでしょうが、
共に英語を学びながら、みなさんにもいろいろなことを教わりつつ、有意義な時を過ごしていくことができればと願っています。よろしくお願いいたします。